日立キャピタルの株価と配当は今後どうなるか。株価推移・配当推移を分析してみた【8586】

日立キャピタル(8586)の株価と配当について、株価指標・業績推移・株価チャートを分析して今後どうなるか考えてみました。日立キャピタルは不正常取引の影響で2019年3月期の決算発表と配当がずれ込み特別配当を実施しました。

日立キャピタルの株価POINT
  • 株価にはやや割安感があるが、特別割安ではない
  • 特別配当実施で配当利回りが高いが、あくまでも配当の時期がズレただけ
  • 若干業績が苦戦しているが株価は上昇している
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日立キャピタルの事業内容と株価指標

はじめに日立キャピタルの事業内容と株価指標を確認していきます。

日立キャピタル(8586)とは

日立キャピタル株式会社(ひたちキャピタル、英:Hitachi Capital Corporation)は日本の大手総合ファイナンス会社である。日立製作所および三菱UFJフィナンシャル・グループの持分法適用関連会社。

2016年 5月-三菱UFJフィナンシャル・グループ及び三菱UFJリースとの業務提携・資本提携に合意。2016年10月-日立製作所および三菱UFJフィナンシャル・グループの持分法適用関連会社となる

wikipediaより一部抜粋

2019年3月期は不正常取引の影響から決算発表延期となりました。その後は関係役員が処分されるなど業績・株価にも影響がありました。

参考:役員の処分等に関するお知らせ|日立キャピタル公式サイト

株価指標と配当利回り

現在の株価:3,070円

予定年間配当:–

予想PER:11倍、PBR:0.92倍

※2020年2月14日終値時点

市場平均と比較すると株価は割安ですが、業種を考えるとものすごく割安という感じではないです。配当に関しては詳しく後述します。

日立キャピタルの配当金について

次に日立キャピタルの配当金について詳しく確認していきます。

配当推移について

下記は日立キャピタルの配当推移になります。

日立キャピタルの年間配当金推移

2015年3月期:60円
2016年3月期:84円
2017年3月期:86円
2018年3月期:86円
2019年3月期:46円
2020年3月期:150円 (予)

不正常取引の影響で2019年3月期の期末配当を延期し、その代わりに特別配当(2019年8月)を実施しました。

年間の配当利回りは150円とした場合は約4.9%ですが、特別配当を抜いた110円とした場合の年間配当利回りは約3.5%です。中期経営計画において「配当性向を従来の30%程度から40%程度に引き上げる方針」としたことから、2021年3月期の年間配当は110円前後が本線と考えられます。

参考:特別配当に係る事項の決定に関するお知らせ|日立キャピタル株式会社

参考:2019~2021 年度 中期経営計画策定のお知らせ|日立キャピタル株式会社

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日立キャピタルの業績推移と株価チャート

次に日立キャピタルの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

売上は順調に伸びています。2019年3月期は引当金計上により大きく減益となりましたが2020年3月期は持ち直す見込みです。

株価チャートの動き

下記は日立キャピタルの5年分の週足株価チャートの動きです。

やや下落トレンド気味のレンジで推移していましたが、ここ半年ほどは上昇トレンドです。ここから更に上昇するか、下落してレンジを形成するかというポイントです。

下落した場合は2,000-2,200円あたりが一旦のメドとなりそうです。

日立キャピタル最近の決算と今後

最後に日立キャピタルの最近の決算内容確認と今後について考えてみます。

最近の決算を確認

2020年2月5日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は312億円と発表、通期計画の450億円に対する進捗率は69.4%となりました。

1Q、2Q、3Qともに前年同期比、過去と比較し減益となっているのは若干気になる点です。

今後について

日立キャピタルは日立製作所及び三菱UFJが大株主という安定感や、海外で幅広く事業展開してリスク分散、高い成長性を維持しているのはプラスポイントです。不正常取引の問題が出ましたが想像よりは株価が下落していない印象です。

多くの事業を展開するのはリスクを分散すると同時に多くのリスクを抱えることにもなります。2020年3月期は配当のズレからかなり高い配当利回りとなっていますが、2021年期期以降は利回りは下がります。しかし、それでも十分に配当利回りが高くなる可能性があります。

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