日立キャピタルの株価と配当はどうなる?配当推移と今後の見込みを考えてみる【8586】

日立キャピタル(8586)の株価について、株価指標・業績推移・株価チャートから今後がどうなるか考えてみました。

日立キャピタルは不正常取引の影響で2019年3月期の決算発表と配当がずれ込みました。これまでの配当推移から今後の配当についても考えてみました。

  • 日立キャピタルの株価指標と事業内容について
  • 特別配当と配当推移、今後の配当について確認
  • 業績推移と株価チャートを確認
  • 最新の業績と今後の見通しについて

株価指標と事業内容について

初めに日立キャピタルの株価指標と事業内容を見ていきます。

株価指標について

現在の株価:2,532円

予定年間配当:–

PER:9.1倍、PBR:0.78倍

市場平均から見ると割安ですが、業種を考えるとものすごく割安という感じではないです、とはいえ、割高ではないです。配当に関しては詳しく後述します。

※2019年11月8日終値時点

日立キャピタル(8586)とは

日立キャピタル株式会社(ひたちキャピタル、英:Hitachi Capital Corporation)は日本の大手総合ファイナンス会社である。日立製作所および三菱UFJフィナンシャル・グループの持分法適用関連会社。

2016年 5月-三菱UFJフィナンシャル・グループ及び三菱UFJリースとの業務提携・資本提携に合意。2016年10月-日立製作所および三菱UFJフィナンシャル・グループの持分法適用関連会社となる

wikipediaより一部抜粋

2019年3月期は不正常取引の影響から決算発表延期となりました。その後は関係役員が処分されるなど、業績にも影響がありました。

参考:役員の処分等に関するお知らせ|日立キャピタル公式サイト

配当について

次に配当について詳しく見ていきます。

配当推移について

下記は日立キャピタルの配当推移になります。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
60円84円86円86円46円150円

不正常取引の影響で2019年3月期の期末配当を延期し、その代わりに特別配当を実施しました。

下記は2018年3月期からの配当を詳しく表にしたものです。

基準日特別配当(2019年8月14日) 中間配当(9月末)期末配当(3月末)年間配当
2018年3月期43円43円86円
2019年3月期46円0円46円
2020年3月期40円52円58円(予定)150円(予定)

参考:特別配当に係る事項の決定に関するお知らせ|日立キャピタル公式サイト

年間の配当利回りですが、150円とした場合は約5.9%。特別配当を抜いた110円とした場合の年間配当利回りは約4.3%です。

中期経営計画において、配当性向を従来の30%程度から40%程度に引き上げる方針としたことから、これからの業績次第ではありますが、2021年期は年間配当110~120円ラインが本線と考えています。

参考:「2019~2021 年度 中期経営計画」策定のお知らせ|日立キャピタル公式サイト

業績推移と株価チャート

次に業績推移と株価チャートをみていきます。

売上高と経常利益の推移

売上は順調に伸びています。2019年3月期の経常利益ですが、引当金計上により大きく減益しましたが、2020年3月期は持ち直す見込みです。

株価チャート

下記は日立キャピタルの直近約3年の週足株価チャートです。

やや下落トレンド気味のレンジで推移していましたが、ここ数カ月は上昇トレンドとなっています。ここから更に上昇するか、下落してレンジを形成するかというポイントです。

3,000円付近まではまだ伸びしろが残されていますが、下落した場合は2,000-2,200円あたりが一旦のメドとなりそうです。

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に日立キャピタルについてと最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績を確認

2019年11月6日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は206億円と発表、通期計画の450億円に対する進捗率は45.9%となりました。

上期の実績はほぼ計画通りとなりましたが、1Q、2Qとも前年同期比で減益となっているのは若干気になる点です。

今後について

日立キャピタルは日立製作所及び三菱UFJが大株主という安定感や、海外で幅広く事業展開してリスク分散、高い成長性を維持しているのはプラスポイントです。不正常取引の問題が出ましたが想像よりは株価が下落していない印象です。

多くの事業を展開するのはリスクを分散すると同時に多くのリスクを抱えることにもなります。2020年3月期は配当のズレからかなり高い配当利回りとなっていますが、2021年期期以降は利回りが下がりそうです。

しかし、それでも十分に高配当利回りとなる可能性は高いです。株価が安くなったタイミングで保有できると将来的に高配当銘柄となる可能性があるのではないかと考えています。

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