「サロンパス」で有名な久光製薬(4530)、緩やかに連続増配当で推移しています。株価指標と業績推移、株価チャートと配当推移を確認していきます。
久光製薬の株価情報と配当・優待
久光製薬の株価情報と配当状況・株主優待制度を確認していきます。
株価の指標(2024年1月12日終値時点)
株価:4,446円
予想PER:23.54倍
PBR:1.26倍
予想EPS:188.85円
時価総額:3,786億円
最新の株価参考:久光製薬(株)【4530】:Yahoo!ファイナンス
配当金の情報
2024年2月期の予定年間配当:85円
予想年間配当利回り:1.91%
配当金の推移について
下記は久光製薬の配当金推移です。配当権利日は8月(中間配当)と2月(期末配当)です。
配当金はわずかですが、連続増配しています。
配当性向は2023年2月期が57.1%。2024年2月期の予想は約44%です。
配当方針
中期経営方針にて、株主還元は「安定的な配当、機動的な自己株式取得」としています。ここ数年は、過去の水準と比較すると高い配当性向で推移しています。
参考:経営指標推移|久光製薬
株主優待について
久光製薬は株主優待制度を実施していません。
久光製薬の業績推移と株価推移
久光製薬の業績推移と株価推移を確認していきます。
業績の推移
下記は久光製薬の売上高・営業利益・経常利益・最終利益の推移です。
2021年2月期は大きく減益に。2022年2月期も厳しく、2023年2月期は回復もまだ弱めです。
2024年2月期は増益見通しとしています。
株価のチャート
下記は久光製薬5年分の週足株価チャートです。
2020年中旬から上昇していましたが、2021年3月から大きく下落推移。
2022年は安値圏で推移していましたが、2023年8月から上昇、10月以降は下落しています。
久光製薬の事業内容と財務状況
久光製薬の事業内容と財務状況を確認していきます。
久光製薬(4530)の概要
久光製薬株式会社(ひさみつせいやく)は、日本の医薬品メーカー。
1934年に今日まで同社の主力製品となる「サロンパス」を発売。 これがロングセラーとなったことで同社の基礎を固めると共に、1965年に現社名に改称する。
その後も「エアーサロンパス」、「サロンシップ」 、「サロンパス-ハイ」などの製品を次々と送り出す一方で、「モーラス」 / 「モーラステープ」ほか、医療機関用(処方箋医薬品)消炎剤にも進出
久光製薬 – Wikipediaより抜粋
「サロンパス」が有名な製品で、他にも「フェイタス」、「ブテナロック」、「アレグラ」などのブランドを展開しています。
事業として「医療用医薬品」、「一般用医薬品」を展開しており、売上比率は国内が約7割、海外は米国を中心に約3割です。
3カ月決算の実績
下記は久光製薬の連結経常利益の推移と前期との比較です。
2024年2月期の連結経常利益は199億円見通しとしています。
キャッシュフロー
下記は久光製薬のキャッシュ・フロー推移です。
久光製薬の今後について
配当は緩やかですが連続で増配、利回りは高くはないです。
自己資本比率は80%を超え財務は安定しています。