株のゴールデンクロスの形には信頼できるものとダマシがある

「移動平均線でゴールデンクロスが発生したので買いのチャンス」こんな感じことをよく見かけませんか?

ゴールデンクロスは昔からある買いシグナルとして有名なもので現在でも有効な場合があります。しかし、ゴールデンクロスにもさまざまな種類があり、その精度はそれぞれ異なります。

今回は、そんなゴールデンクロスの基本から、どのような形が信頼出来てどのような形が信頼度っが低くダマシとなるのか解説していきます。

ゴールデンクロスとは

まず初めにそもそもゴールデンクロスとはどういうものかです。

短期移動平均線が、長期移動平均線を下から上に突き抜けることをゴールデンクロス(GC)と言い、一般的に投資家の間では買いの目安とされている。なお、長期移動平均線が下降している場合のGCは、一時的な株価の変動である場合が多く、この場合に買い向かったりするのは危険である。

wikipediaより

短期移動平均線と長期移動平均線とは

移動平均線とは、過去の一定期間の株価の平均値から求めるものです。5日移動平均線というものは、過去5日間の終値の平均値で線を引いたものです。

長期移動平均線は、週足では26週線、日足では25日線。 短期移動平均線は、週足では13週線、日足では5日線を示すことが多い。

wikipediaより

ゴールデンクロスとは「短期移動平均線が、長期移動平均線を下から上に突き抜ける」、簡単にすると、最近の平均株価がちょっと前の平均株価と比べていい感じに上昇してますよってときに発生します。

ゴールデンクロスは3パターン

一言にゴールデンクロスが発生と言っても3つのパターンがあります。その3パターンは短期移動平均線と長期移動平均線の向きによって、分類されます。

信頼度が高く多くの場合で買いとなるパターン

短期移動平均線が上昇、長期の移動平均線も上昇している中で出現したゴールデンクロスの場合、比較的信頼度が高くその後の株価も上昇する可能性が高いと言われています。

赤色の線が短期移動平均線、黒色が長期移動平均線です。

下記は日経平均のチャートです。黒丸部分が割とこの状態に近い形で短期移動平均、長期移動平均ともに上向きです。実際この後、株価は上昇しています。

信頼度が低く、下落する可能性(ダマシ)が多いパターン

短期移動平均線が下落、長期移動平均線も下落しているときに出現したゴールデンクロスの場合、信頼度が低くその後の株価が下落する可能性が高いと言われています。

下記は日経平均のチャートです。黒丸部分が割とこの状態に近く短期移動平均、長期移動平均がともに下向きです。この後、株価は下落しています。

一番難しいパターン第3のパターン

残るのはこの二つに当てはまらないパターンで、短期の移動平均は上向きだが、長期の移動平均は下向きの場合があります。この場合が一番難しく、上がることもあれば下がることもあります。

この場合、特に重要視するのは長期の移動平均線の形(傾き)です。長期の移動平均が下向きだがやや緩やかな下向き場合は上昇することが多く、傾きが急な下向きの場合はダマシとなることが多いです。

そのため、どちらにしても長期の移動平均を確認することが重要となります。

最後に

これはゴールデンクロスだけに当てはまることではないですが、一つの指標だけで売買タイミングを完璧に見極めるのはほぼ不可能です。

今回のゴールデンクロスもあくまでも傾向であり、100%当てはまるものではないです。

実際には複数の指標を組み合わせ、業績の期待値などのさまざまな外的要因を考えて総合的に判断するのが投資の鉄則です。

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