世界競争力報告2018から投資する国を考える

2018年10月に世界経済フォーラムが毎年出版している世界競争力報告が発表されました。

The Global Competitiveness Report 2018

世界競争力報告とは・・・

世界競争力報告は繁栄の高い水準をそれらの市民たちへ提供する諸国の能力を評価する。これはどのように生産的に国家が利用可能な資源を活用するかに帰趨する。したがって、世界競争力指数は制度、政治、そして持続可能な経済的繁栄の現在および中期的な水準を定めるところの要因の、組み合わせを計測する。

※wikipediaより

ものすごく簡単にいってしまうと、インフラ・情報通信技術などの環境、人的資本、マーケット、技術革新などなど。たくさんの項目に点数をつけ、国別にランキングしたものです。

もちろん、あくまでも指標のため、単純に点数が高い国が良い、低い国が悪いということはないですし、そのまま経済成長に直接結びつくものでもないと思いますが、いろいろな数値が出ており、大変興味深いため検証していきます。




先進国ランキング

先進国の中でも主にFXで取引されている通貨に絞ってランキングを抜粋します。

1位・・・・アメリカ

5位・・・・日本

8位・・・・イギリス

12位・・・カナダ

14位・・・オーストラリア

18位・・・ニュージーランド

ユーロ主要5カ国

3位・・・・ドイツ

6位・・・・オランダ

17位・・・フランス

26位・・・スペイン

31位・・・イタリア

総合1位のアメリカは項目別にみると、「Labour Market(労働市場)」「Financial System(金融システム)」「Business Dynamism(活発な企業文化)」で1位、「Health(健康)」が47位となっています。

私が項目で少し気になったものですと、「ICT(情報通信技術)」があり、こちらが

アメリカ27位、日本3位、イギリス28位、カナダ34位、オーストラリア22位、ニュージーランド23位となっています。いがいと日本が高いという印象とともに、他国はまだまだ伸びしろがあるのか。と見ています。

全140カ国の中からのランキングで、当然ですが、先進国はどの項目でも、みな高い水準にあります

新興国ランキング

スワップポイント狙いの日本人に人気の3つの新興国のランキングを抜粋します。

46位・・・メキシコ

61位・・・トルコ

67位・・・南アフリカ

全体的に、どの項目も低い水準ですが、新興国に投資する際に気になることの一つに治安の問題があると思います。

「Institutions(施設)」の項目内に「Security」があり、こちらが

メキシコ127位、トルコ120位、南アフリカ132位となっており、やはり、そのランキングの低さが気になるところです。

その他参考

日本では取り扱っている業者が少なく、取引量も少ないですが、

2位・・・シンガポール

9位・・・スウェーデン

国家がしっかりしており、安定した経済成長というイメージで、この2カ国はやはり気になるところです。

金利が低く、スワップポイントがつかないため、長期的に安定してまだまだ伸びそうと考える場合、FXというよりはETFという選択になるとおもいます。

まとめ

やはり新興国はリスクが気になる半面、まだまだ伸びしろがあると考えています。

経済成長が著しいインドは昨年の63位から58位になっています。

あまり成長していない日本も8位から5位になっているため、このランキングのみで何かがわかるというわけではないですが、あくまでも一つの指標として色々と細かい項目を見てみると新たな発見につながるかもしれません。

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