投資する国を世界競争力報告書から見つけ出しこれから伸びる国を考える

これから伸びる国を考えるのは多くの投資家が行っています。私は株は日本株のみですが、FXもしていますし、何より今後どの国が発展するかを考えるのはとても重要です。

今回は世界経済フォーラムが毎年出版している世界競争力報告書からこれから伸びる国を考えてみました。

The Global Competitiveness Report 2018

世界競争力報告とは

世界競争力報告は繁栄の高い水準をそれらの市民たちへ提供する諸国の能力を評価する。これはどのように生産的に国家が利用可能な資源を活用するかに帰趨する。したがって、世界競争力指数は制度、政治、そして持続可能な経済的繁栄の現在および中期的な水準を定めるところの要因の、組み合わせを計測する。

wikipediaより

ものすごく簡単にすると、インフラ・情報通信技術などの環境、人的資本、マーケット、技術革新などのたくさんの項目に点数をつけて、国別にランキングしたものです。

もちろん、あくまでも指標のため、単純に点数が高い国が良い、低い国が悪いということはないですし、そのまま経済成長に直接結びつくものでもないと思いますが、いろいろな数値が出ており、大変興味深い結果となっています。

主な先進国の競争力ランキング

まずは先進国の中でもFXで取引されている量が多い通貨に絞ってランキングを抜粋します。

  • アメリカ・・・・・・・1位
  • 日本・・・・・・・・・5位
  • イギリス・・・・・・・8位
  • カナダ・・・・・・・12位
  • オーストラリア・・・14位
  • ニュージーランド・・18位

ユーロ主要5カ国

  • ドイツ・・・・・・・3位
  • オランダ・・・・・・6位
  • フランス・・・・・17位
  • スペイン・・・・・26位
  • イタリア・・・・・31位

総合1位のアメリカは項目別にみると、「Labour Market(労働市場)」「Financial System(金融システム)」「Business Dynamism(活発な企業文化)」で1位、「Health(健康)」が47位となっています。

情報通信技術のランキング

項目で少し気になったものだと、「ICT(情報通信技術)」があり、これが

  • 1位・・・・・韓国
  • 2位・・・・・香港
  • 3位・・・・・日本
  • 22位・・・・オーストラリア
  • 23位・・・・ニュージーランド
  • 27位・・・・アメリカ
  • 28位・・・・イギリス
  • 34位・・・・カナダ

意外と日本が高いという印象とともに、他国はまだまだ伸びしろがあるのか。と見ています。全140カ国の中からのランキングで、当然ですが先進国はどの項目でも高い水準にあります。

新興国の競争力ランキング

スワップポイント狙いの日本人に特に人気の3つの新興国のランキングを抜粋します。

  • メキシコ・・・・46位
  • トルコ・・・・・61位
  • 南アフリカ・・・67位

当然ですが、まだまだ全体的にどの項目も他国と比べ低い水準ですが、新興国に投資する際の気になることの一つ、治安の問題があると思います。

「Institutions(施設)」の項目内に「Security」があります。

  • 1位・・・・・フィンランド
  • 2位・・・・・シンガポール
  • 3位・・・・・アイスランド
  • 120位・・・トルコ
  • 127位・・・メキシコ
  • 132位・・・南アフリカ

このランキングの低さが目立ち、気になるところです。

その他参考

いくつか気になった国をピックアップします

  • 2位・・・・シンガポール
  • 4位・・・・スイス
  • 9位・・・・スウェーデン
  • 10位・・・デンマーク

国家がしっかりしており、安定した経済成長というイメージで、この4カ国はやはり気になるところです。長期的に安定してまだまだ伸びそうと考える場合、ETF・投資信託などでこれらの国に投資している商品を選ぶと面白いかもしれません。

さいごに

新興国はリスクが気になる半面、まだまだ伸びしろがあると考えています。

経済成長が著しいインドは昨年の63位から58位になっています。

あまり経済成長していない日本も8位から5位になっているため、このランキングのみでは測れませんが、あくまでも一つの相対的な指標として細かい項目を見て、毎年比較することで新たな発見につながると考えています。

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