FXを始める前に知っておく、FXを始めるのにお金はいくら必要か

「FXで全財産をなくした」、「FXで借金を背負った」という人がいるのは事実です。しかし、それはFXに限った話ではなく、株や不動産などほかの投資でも同じような事があります。

FXだけでなく投資全般に言えることですが、しっかりとした知識を身につけて実践すれば「全財産を無くす」、「借金を背負う」事態にはなりません。

今回は実際にFX取引を始める前に知っておく、FXを始めるにあたり注意することと必要なお金について簡単に解説していきます。

FXを始める前に注意すること

まずはFXを始める前に気を付ける点です。内容としてはごく当たり前のことです。

余裕資金で行う

FXで大損する人のほとんどがFXを投資ではなく、ギャンブルとしておこなっています。

投資は余裕資金で行う。のは基本なのでFXでも当然余裕資金で行う必要があります。特にFXの場合はトレードがうまくいったことで短期間に大きな利益を手にすることもあります。

その時に「10倍買っていたら、10倍利益が出た。」と思ってしまうのは危険な兆候です。FXの場合、レバレッジをかけることができるので、10倍買う事が容易にできてしまいます。

何千万という損を出したことのある多くの人は、その損失の前に少なからずこのような兆候がある方が多いです。必ず勝ち続ける方法はないですし、余裕資金で行わないと冷静な判断ができなくなります。

中にはギャンブル的な取引で億り人になった人もいます。しかし、それは本当に一握りの人です。なくなったら困るお金に手を出した人のほとんどがその後失敗をしています。

余裕資金で行う。うまくいっても、いかなくても冷静に判断する。というのが1つ目の注意するポイントです。当たり前といえば当たり前かもしれませんが・・・

利益確定、損切りを明確にする

もう一注意するポイントは、利益確定と損切りを明確にすることです。

上がると思って買ったものが下がる。下がると思って売ったものが上がる。FXではよくあることです。損は膨らめば膨らむほど、決済するタイミングを逃します。

取引するときには、短期投資であれ、長期投資であれ、利益を確定するポイント。損切りするポイントを明確に決めます。

取引すべてをプラスにする必要はなく、月あたり、または年あたりでプラスになれば良いのです。そうすることで損失のリスクを減らすことができます。

株と違いFXでは絶対に損切りしないというのも一つの手です。その場合は、初めから損切りしないと決めていること、適切なレバレッジで管理していることが前提となります。

FXに必要なお金

次にFXをするのに必要なお金についてです。

FXでは米ドルをはじめ、ポンド、ユーロなど、さまざまな通貨の取引ができます。

取引できる通貨は業者により異なります。また、最低取引量も異なります。初心者へおすすめなのは1000通貨から取引ができる業者です。

例えば、米ドル円の取引レートは1ドル105円です。レバレッジ1倍でも、1000通貨なら、10万5千円あれば取引できます。国内のFX業者は最大レバレッジが25倍までとなっているので、実際には1万円もあれば取引を始めることができます。

為替の1日の値動きについて

米ドル円の場合、1日の最も安い値段から高い値段までの幅は平均1円前後です。

もちろん、日によって異なります。9.11テロ、東日本大震災、リーマンショックなどの際にはわずか1日で3円~7円近く動いた日もあります。

1000通貨保有して買った時から1円動いた場合、1,000円の利益、もしくは1,000円の損失となります。初めての場合、これくらいの金額なら冷静に判断することができるかと思います。

※レート、レバレッジは2019年8月参考値

デモ取引と実際の取引は全く別物

とにかくFXを始めてみたいという人は1万円程度ではじめてみるのがいいと私は考えています。デモ取引もありますが、個人的にはあまりおすすめしません。

慣れた人ならデモとリアルの違いがわかるので様々なことをデモで検証するのは非常に有効ですが、初心者がデモトレードであらかじめ資金が100万円、200万円ある状態で開始し、利益が出ると「自分にはFXの才能がある」、「簡単にお金が増える」と勘違いすることが良くあります。

そのまま実際の口座で取引するとほぼ間違いなく失敗します。デモ取引を利用しても良いですが、実際の取引はまず1万円~10万円ていどのお金で始めるのが確実です。

最後に

FX取引を行う前にまずは「余裕資金で行う」「利益確定と損切りを明確にする」ことをしっかりと考えます。

また、初めてFXをやる場合は1000通貨単位の少ない取引量、1万円前後の少ない金額ではじめて、まずは慣れることが大切です。

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