ファミリーマート(ファミマ)が伊藤忠のTOB成立で上場廃止へ【8028】

コンビニ大手のファミリーマート(8028)。親会社の伊藤忠商事のTOBが成立し、今後は完全子会社化による株式非公開(上場廃止)予定となっています。業績推移・株価チャートなどを分析してみました。

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ファミリーマートの事業内容と株価指標

はじめにファミリーマートの事業内容と株価指標を確認していきます。

ファミリーマートの株価指標

株価:2,330円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:19.7倍
PBR:1.97倍

2020年9月25日終値時点のデータ

ファミリーマート(8028)とは

株式会社ファミリーマート (英: FamilyMart Co.,Ltd.)は、ファミリーマートを運営する日本のコンビニエンスストア (CVS) フランチャイザーである。東証1部上場の大手総合商社である伊藤忠商事の子会社。

ジョナスとして発足した当社はファミリーマートへ名称変更後、ユニー・ファミリーマートホールディングスへ改名。その後再びファミリーマートに商号を戻している。吸収合併した各社より引き継いだam/pm、ココストア、サークルK、サンクスなどのブランドでもコンビニエンスストアを運営していたが、いずれもすでにファミリーマートに集約されている。

ファミリーマート – Wikipediaより抜粋

ファミリーマートの簡単な流れとしては、

  1. 声優ストアーからファミリーマート運営の譲渡を受ける
  2. サークルKサンクスを傘下に持つユニー・グループとファミリーマートが合併して「ユニー・ファミリーマートホールディングス」へ
  3. 2019年1月にパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、旧ドン・キホーテ)にサークルKサンクス以外を売却し「ファミリーマート」へ社名を戻した

現在の事業セグメントは「コンビニエンスストア事業」に特化する形となっています。また、2019年2月末に1株を4株へ株式分割をしています。

参考:沿革|ファミリーマート

ファミリーマートの業績推移と株価チャート

次にファミリーマートの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

2019年2月期はユニー売却などの影響から大きく業績を修正。利益推移はかなり厳しかったですが、2020年2月期は組織をスリム化し利益率を上げて利益が回復しています。2021年2月期はかなり強気の業績見通しです。

参考:業績ハイライト|ファミリーマート

株価チャートの推移

下記はファミリーマート5年分の週足株価チャートの推移です。

比較的レンジで推移していた株価ですが、2018年に入ると「伊藤忠商事の公開買い付け(TOB)」、「業績上方修正」、日銀のETF買いなど様々な要因で株価は上昇。

2019年の株価は下落推移していましたが、伊藤忠商事のTOB発表により株価がTOB価格まで上昇。

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ファミリーマートの今後について

最後にファミリーマートの今後について考えてみました。

伊藤忠商事のTOBについて

2018年に伊藤忠商事がTOBを行った時は上場維持方針から買付予定数の上限を設定していましたが、今回は完全子会社・株式非公開化(上場廃止)を目指しています。

また、2018年の買付け価格は2,750円(分割前で11,000円)、今回の買付け価格は2,300円です。今回の買付け価格についてファミリーマートは「一定の合理性があるが、推奨できる水準の価格に達しているとは認められず、公開買付けへの応募は株主へ判断をゆだねる」としていました。

今後について

ファミリーマート側は今回のTOBにより株式非公開化されることで、企業価値が中長期的に向上すると考えています。公開買付けが成立したことで、今後は株式併合に係る株主総会議案が可決され非公開化される可能性は高いです。

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