分散投資の「投資信託」と「ETF」そのメリットデメリットを考える

個別株はリスクがあるのでリスク分散のために「投資信託」を買いましょう。そんな記事をよく見かけるかと思います。また、同じようなリスク分散商品でETF(上場投資信託)があります。

今回は、「投資信託」と「ETF」の違い。そのメリットとデメリットを見ていきリスク分散投資を考えてみます。




ETF(上場投資信託)とは

多分、投資信託は皆さん知っていると思います。簡単に言うと「投資のプロにお金を預けて自分の代わりに運用してもらう」ものです。

ETFですが、初心者の方は知らない人もいるかと思います。

上場投資信託(じょうじょうとうししんたく)とは、金融商品取引所で取引される投資信託の事。ETF(英語: Exchange-Traded Fund)、上場投信という略称がよく用いられる。

一般の投資信託は金銭の出入りにより解約設定されるが、ETFは投信会社指定の現物金融商品による。

※wikipediaより

簡単に言うと、「投資信託を株のように売買できる。」ということですね。

投資信託とETFの違い

簡単に投資信託とETFの違いを表にしてみました。これ以外にも異なる点がありますが、大きく異なるのは下記です。

投資信託ETF
売買場所証券会社・銀行など証券会社
売買金額その日の基準価格がある株と同様にリアルタイム
最低投資金額100円からも可1万円前後
手数料販売業者により異なる売買手数料
信託報酬0.1%~0.06%~

ETFのメリット

株と同じように銘柄コードがついていて、株と同じように取引できるため、すでに株取引をしている人は特別に何かする必要もなく簡単に購入できます。

ETFでは投資信託と同様に手数料である信託報酬がかかりますが、投資信託の場合、アクティブファンド、インデックスファンドなどの違いで大きく信託報酬が異なりますが、基本的にETFの方が信託報酬手数料は低いです。

投資信託のメリット

投資信託のメリットとしては、「iDeCo」や「つみたてNISA」などの非課税制度を利用できる点と少額から購入できる点です。

投資信託は金額を指定して購入することができ、最低100円からでも購入することもできます。ETFでは株と同じように最低購入単位、金額が決まっているため安いものでも1万円程度必要になってきます。

また、投資信託は定期的に自動で積み立てするできることができますが、ETFは基本的に自動で積立投資ができません。

その他、気を付ける点など

これはETFでも投資信託でも当てはまりますが、取引量が少ない不人気なものがあります。

ETFでは株と同じように取引するため、人気がなく流動性が低いものは売りたいときに買い手がつかないかもというリスクがあります。そのため、初心者は流動性の低いものは購入しないほうが良いでしょう

メジャーな日経平均、TOPICに連動するETFは下記です。

日経平均連動日経225連動型上場投資信託(1321)
ダイワ上場投信 – 日経225(1320)
上場インデックスファンド225(1330)
MAXIS 日経225上場投信(1346)
iシェアーズ・コア 日経225ETF(1329)
TOPIX連動TOPIX連動型上場投資信託(1306)
ダイワ上場投信 – トピックス(1305)
上場インデックスファンドTOPIX(1308)
MAXIS トピックス上場投信(1348)

上記以外にもマザーズ連動、高配当連動、S&P連動などなどもあります。

投資信託で一番気を付ける点は「商品の質のばらつき」が大きい点です。

運用成績が悪いものがあったり、信託報酬が高いものがあるので商品選びに失敗すると、相場は上がっているのに思ったような利益が出ないとか、損をする。という事があります。

また、ETFでは「レバレッジ」や「インバース」商品があります。これは少し特殊な商品なので長期保有には向いていなく別物と思ってください。

最後に

「結局、投資信託とETFのどっちがいいの?」と聞かれたら、私は手数料が安く、自分に裁量権のあるETFの方が良いと考えています。

しかし、「自分で買い場を判断するのが苦手」、「少額で定期的に積み立てたい。」というのであれば投資信託の方が向いています。

他には、初めは少額で定期的に投資信託で積み立てて、ある程度まとまった金額になったら売却しETFに切り替えるというのもありだと考えています。

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