エーザイの株価分析!医薬品銘柄にありがちな株価上昇と下落【4523】

製薬会社大手のエーザイ(4523)ですが業績が好調に推移し株価は一時1万円を超えて好調でした。ここ最近では、様々なニュースや相場環境などにより大きく株価が上下しています。果たして今後のエーザイの株価と配当はどうなるのか。業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

エーザイの株価POINT
  • 株価指標は割高、配当利回りは平均的
  • 配当は減配する可能性がかなり低い
  • 業績は好調に推移、成長投資に積極的
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エーザイの事業内容と株価指標

はじめにエーザイの事業内容と株価指標を確認していきます。

エーザイ(4523)とは

エーザイ株式会社(Eisai Co., Ltd.)は、日本の医薬品メーカーである。コーポレート・スローガンは「ヒューマン・ヘルスケア(Human・Health Care)」で、ロゴのhhcはナイチンゲールの直筆サインから取り出したものである(会社ロゴの、赤は動脈を、青は静脈を意味する)。

2012年の世界の医薬品メーカーの売上高における順位は25位で、国内5位に位置する。メインバンクは埼玉りそな銀行である。

エーザイ – Wikipediaより抜粋

以前は、アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト」とプロトンポンプ阻害型抗潰瘍剤「パリエット」(米国名「アシフェックス」)の2品目が主な収益源でしたが、現在はヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体の「ヒュミラ」と抗がん剤の「レンビマ」が伸びています。

参考:財務データ|エーザイ株式会社

株価指標と配当利回り

2020年7月9日終値時点のエーザイの株価指標と配当利回りです。

株価:8,948円
予定年間配当:160円
年間配当利回り:1.79%
予想PER:38.3倍、PBR:3.78倍

株価指標の割高感は強めです。配当利回りは平均的です。

エーザイの業績推移と株価チャート

次にエーザイの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益の推移

下記はエーザイの売上高と経常利益の推移です。

ここ数年の売上・利益は好調に推移しています。2020年3月期は13期ぶりに過去最高益を更新しました。2021年3月期は減益見通しですが、積極投資を行うのが主な要因です。

株価チャートの推移

下記はエーザイ5年分の週足株価チャートの推移です。

株価は大きく下落、大きく上昇しているポイントがあります。一時、株価は1万円を超えていましたが5,000円台になりそこから半年で再び1万円に近づくなど動きは激しいです。業績よりも「新薬の進捗状況」などのニュースで株価が動くことが多いです。

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エーザイの配当推移と株主優待

次にエーザイの配当推移と株主優待を確認していきます。

配当金の推移

下記はエーザイの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

エーザイの年間配当金推移

2015年3月期:150円
2016年3月期:150円
2017年3月期:150円
2018年3月期:150円
2019年3月期:150円
2020年3月期:160円
2021年3月期:160円(予)

エーザイは30期減配していないです。過去には赤字決算や配当性向が100%を超えたこともありますが配当は減りませんでした。

配当方針として「持続的・安定的な配当を目指す」としDOEを目安としています。そのため減配する可能性は低く今後も安定配当が続く可能性が高いです。

参考:資本政策の基本的な方針|エーザイ株式会社

株主優待制度について

エーザイは株主優待制度を実施していません。DOEを目安として安定配当を実施している企業は配当で株主還元を行うのがベストと考えている企業が多いです。エーザイもその一企業と考えられます。

エーザイの決算内容と今後について

最後にエーザイの決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容を確認

2020年5月13日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は1,280億円と発表、2021年3月期は900億円の見通し、年間配当は据え置きの160円予定としています。

今後について

大きく株価が下落・上昇しているポイントがあります。新薬を開発している多くの製薬会社に当てはまることで、今の業績よりも「新薬の試験結果・今後の展開情報」が株価に大きく影響します。

エーザイは2019年3月にアルツハイマー病治験薬「アデュカヌマブ」の有効性、安全性を評価する臨床試験が低調で中止を発表したことで大きく株価が下落しましたが、2019年10月には、同治療薬の新薬承認をFDAに申請すると伝わったことで大きく上昇しました。

現在の株価は以前より安いとはいえ割高感は強いです。新薬が認可されればさらに株価が上昇する可能性は高いですが逆にマイナスニュースが入った場合にはこれまで同様、株価が大きく下落する可能性が高いです。

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