大和証券グループ本社の株価・配当分析。割安感はあるが配当は安定せず株価は下落推移【8601】

総合証券国内2位の大和証券グループ本社(8601)の株価と配当について、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。また、株主優待を実施しているため内容と利回りにも確認していきます。

大和証券グループ本社の株価POINT
  • 株価指標は割安、年間配当利回りは高くなる可能性あり
  • 配当金は利益次第のためバラつきがある
  • 業績推移と株価チャートともに下落して推移している
スポンサーリンク

大和証券の事業内容と株価指標

はじめに大和証券グループ本社の事業内容と株価指標を確認していきます。

大和証券グループ本社(8601)とは

株式会社大和証券グループ本社(だいわしょうけんグループほんしゃ、英: Daiwa Securities Group Inc.)は、大手証券会社の大和証券を傘下に持つ日本の金融持株会社である。日経平均株価採用。

wikipediaより一部抜粋

国内2位の大和証券を中心に資産運用会社やネット銀行などがグループ会社にあります。

参考:グループ会社概要一覧|大和証券グループ本社

株価指標と配当利回り

下記は大和証券グループ本社の2020年4月30日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:448.4円

予想年間配当:未定

年間配当利回り:—

予想PER:—、PBR:0.55倍

業績見通し非開示の為PERは算出不可、PBRは割安です。配当は未定としていますが、仮に年間20円とした場合の年間配当利回りは約4.5%です。

大和証券の配当推移と株主優待

次に大和証券グループ本社の配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記は大和証券グループ本社の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

大和証券グループ本社の年間配当金推移

2015年3月期:30円
2016年3月期:29円
2017年3月期:26円
2018年3月期:28円
2019年3月期:21円
2020年3月期:未定

配当金の推移は安定していないです。

配当方針は「中間配当及び期末配当の年2回を基本とし、連結業績を反映して半期毎に配当性向50%以上の配当を行う」方針としています。配当性向は2018年3月期が41.9%、2019年3月期が52.5%となっています。今後の配当も利益次第で安定しないと考えられます。

参考:配当金について|大和証券グループ本社

株主優待制度について

大和証券グループ本社は株主優待を実施しています。権利日は3月と9月の年2回で「名産品や会社四季報」などから選択することが出来ます。

保有株式数優待内容
1,000株以上名産品(2,000円相当)や
会社四季報から1つ選択
3,000株以上名産品(2,000円相当)や
会社四季報から2つ選択
5,000株以上名産品(5,000円相当)や
会社四季報から一つ選択
10,000株以上名産品(5,000円相当)や
会社四季報から2つ選択

1,000株保有で年間4,000円相当なので優待利回りは約0.89%です。

参考:株主優待|大和証券グループ本社

大和証券の業績推移と株価チャート

次に大和証券グループ本社の業績推移と株価チャートの推移を確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記は大和証券グループ本社の売上高と経常利益の推移です。

2019年3月期の利益は大きく減益となりました。利益推移は減少傾向で厳しい状況です。

株価チャートの推移

下記は大和証券グループ本社5年分の週足株価チャートの推移です。

長期での株価チャートは下落して推移しています。要所要所では上昇する兆しもでていましたが、大きな流れは変わらずに下落しています。現在の株価は安く見えますが、リーマンショック後は200円台にもなったため、さらに下落する可能性も考えられます。

大和証券の決算内容と今後について

最後に大和証券グループ本社の決算内容の確認と今後について考えていきます。

決算内容の確認

2020年1月31日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は500億円と発表、前年同期比で23.6%減となりました。2020年3月期は大きく減益となった2019年よりも更に減益となる可能性が高くなっています

今後について

大和証券グループ本社は総合証券グループで「リテール、ホールセール部門」の大和証券、「アセット・マネジメント部門」の大和証券投資信託委託など多くありますが基本は「証券」です。株式市場の相場が低迷した場合には、委託手数料の減少や投資信託販売の減少に加えてトレーディング業務での損失計上リスクなどがあります。

株価指標の割安感は強く過去の株価と比較すると安値水準であるのは間違いないです。しかし、業績は軟調に推移し、同業他社との手数料競争も激しくなっています。配当も安定しておらず、今後の景気減速懸念もあり不安材料は多いため現在の株価まで下落していると考えることもできます。

タイトルとURLをコピーしました