長大の株価が業績好調で上昇!今後の株価・配当はどうなるか分析【9624】

大手建設コンサルタント会社の長大(9624)の株価が業績好調で大きく上昇しています。2020年9月期は減益・減配となることを発表し株価に勢いがなくなったもののあまり下落していません。

はたしてこの先の株価・配当はどうなるか。業績推移・株価指標・配当推移を分析してみました。

長大の株価POINT
  • 株価はやや割安で配当利回りは高め
  • 減益予想だが悪化したという印象はあまりない
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株価指標と事業内容について

まずは長大の株価指標と事業内容について見ていきます。

株価指標と配当利回りについて

現在の株価:1,330円

予想年間配当:40円

年間配当利回り:約3%

予想PER:9.7倍、PBR:0.81倍

指標は東証1部平均と比較すると割安ですが、同業種で考えるとあまり注目されていない業種というのもあり、やや割安と言った感じです。配当利回りはやや高めです。

※株価は2019年12月20日終値時点

長大(9624)とは

長大の主な事業軸は3つです

1.国土基盤整備・保全

国土基盤施設の保全や防災・減災対応、ビッグデータの活用、道路運営などサービスプロバイダの方向性を加えた事業を展開。

2.環境・新エネルギー

新たな環境ビジネス、小水力発電・バイオマス発電等の新エネルギー、水インフラビジネスなど社会環境改善に関わるソリューション事業。

3.地域創生

国内外の国土基盤施設に関する課題を地域の再生・再編・創生の視点から総合的に解決するため、包括的なサービスを提供。

参考:株主通信|長大公式サイト

業績推移と株価チャート・配当推移について

次に長大の業績推移と株価チャートをみていきます

売上高・経常利益の推移

2019年9月期は経費などが次期にずれ込んだ影響もあり、大きく利益を伸ばしました。2020年9月期は減益見通しですが2018年9月期よりは良い見通しです。

参考:財務ハイライト|株式会社長大

株価チャートについて

下記は長大の5年分の週足株価チャートです。

上昇トレンドからややレンジで推移していましたが、大幅上方修正と配当増額修正で株価はストップ高になりました。現在は2020年9月期の業績・配当予想受けてやや落ち着いています。

配当推移について

下記は長大の配当推移です。

2015年9月期2016年9月期2017年9月期2018年9月期2019年9月期2020年9月期(予)
10円10円15円36円53円40円

2019年9月期の配当ですが、当初33円予定でしたが最終的に53円に増額修正を行いました。

長大の配当に関する基本方針として「1株当たり配当額40円と、配当性向25%に基づく配当額の高い方を目安」としています。

2020年9月期は減配当となりましたが、業績悪化というよりは、2019年9月期が良すぎたという見方もできます。2020年9月期の配当ですが、2019年9月期同様に上方修正が入れば同じように増額修正が入る可能性は高いです。

参考:配当政策の変更に関するお知らせ|株式会社長大

最近の業績、今後について

最後に、最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績について

2019年11月14日の決算にて2019年9月期の連結経常利益は28.7億円と発表。また、2020年9月期は19.9億円に落ち込む見通し、年間配当は40円に減配する方針としました。

今後について

2017年9月期、2018年9月期ともに業績が上振れしましたが、2019年9月期も大きく上振れしました。

2019年9月期の業績上振れの要因ですが、業務効率化はもちろん、中期計画に向けた人員増強を中心とする組織体制強化の一部がずれ込んだことで、人件費・経費が減少したことも理由の一つです。

2019年に限らずここ数年台風や土砂災害、震災などの自然被害が目立ちます。そのことから防災・減災事業を展開する「建設コンサルティング」はこの先も需要が高まるとみられています。

株価は大きく上昇したとはいえ、まだ若干割安感があり配当利回りも比較的良い水準です。ここ数年は毎年のように上方修正を行っていますが、それまでは下方修正を行うこともあったため、 業績が見えにくい部分はあります。

参考:業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ|株式会社長大

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