長大が業績好調で再び増配!株価がかなり上昇しているが今後どうなる?【9624】

大手建設コンサルタント会社の長大(9624)が大幅上方修正に加えて3度目の増額修正で株価がストップ高になりました。

はたしてこの先の株価と配当はどうなるか。業績推移・株価指標・配当推移から見通しについて考えてみました。

  • 長大の株価指標・事業内容について
  • 長大の業績推移・株価チャート・配当推移について
  • 最近の業績と今後の見込みについて

株価指標と業績内容について

初めに長大の株価指標と事業内容について見ていきます。

株価指標について

現在の株価:1,353円

予想年間配当:53円

年間配当利回り:約3.9%

PER:6.5倍、PBR:0.85倍

指標は平均と比較すると割安ですが、同業種で考えるとあまり注目されない業種というのもあり、やや割安と言った感じです。

※2019年11月6日終値時点

長大(9624)とは

長大の主な事業軸は3つになります。

1.国土基盤整備・保全

国土基盤施設の保全や防災・減災対応、ビッグデータの活用、道路運営などサービスプロバイダの方向性を加えた事業を展開。

2.環境・新エネルギー

新たな環境ビジネス、小水力発電・バイオマス発電等の新エネルギー、水インフラビジネスなど社会環境改善に関わるソリューション事業。

3.地域創生

国内外の国土基盤施設に関する課題を地域の再生・再編・創生の視点から総合的に解決するため、包括的なサービスを提供。

参考:株主通信|長大公式サイト

業績推移と株価チャート

次に長大の業績推移と株価チャートをみていきます

売上高・経常利益の推移について

下記は長大の売上高・経常利益の推移です。

2019年9月期は大きく利益を伸ばす見込みです。当初の経常利益の予想は16.3億円でしたが28.7億円に大きく上方修正しました。

株価チャートについて

下記は長大の直近約3年の週足株価チャートです。

上昇トレンドからややレンジで推移していましたが、業績の大幅上方修正と配当増額修正で株価はストップ高になりました。

配当推移について

下記は長大の配当推移です。

2014年9月期2015年9月期2016年9月期2017年9月期2018年9月期2019年9月期(予)
12円10円10円15円36円53円

2019年9月期の配当ですが、当初33円予定でしたが39円、40円、53円と増額修正を行いました。

長大の配当に関する基本方針として「1株当たり配当額40円と、配当性向25%に基づく配当額の高い方を目安」としています。今回の増額修正は配当性向25%に基づくものです。

今後ですが、仮に減配当となっても40円は固そうです。もちろん、業績が良ければそれ以上も望めます。

参考:配当政策の変更に関するお知らせ|長大公式サイト

最近の業績、今後について

最後に、最近の業績と今後について考えてみます。

最近の業績について

2019年10月25日に業績修正を発表し、2019年9月期の連結経常利益を従来予想の22億円から28.7億円に上方修正しました。

2019年8月7日の決算にて発表した2019年9月期第3四半期累計(2018年10月-2019年6月)の連結経常利益は21.9億円のため、進捗率は76.3%となります。

今後について

2017年9月期、2018年9月期ともに当初の予想より業績が上振れしましたが、2019年9月期も大きく上振れする見込みです。

業績上振れの要因ですが、業務効率化はもちろん、中期計画に向けた人員増強を中心とする組織体制強化の一部がずれ込んだことで、人件費・経費が減少したことも理由の一つです。

このことから2020年期は将来の成長のための投資費用(人件費・経費)が上昇するとみられます。もちろん、会社の成長には必要な事ですが業績にどこまで影響するのか不透明な部分はあります。

しかし、2019年に限らずここ数年台風や土砂災害、震災などの自然被害が目立ちます。そのことから防災・減災事業を展開する「建設コンサルティング」は需要が高まるとみられています。

参考:業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ|長大公式サイト

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