セントラル硝子(CGC)の株価と配当分析!業績推移と配当方針の変更内容を確認【4044】

ガラスで国内3位のセントラル硝子(4044)が2019年5月に配当に関する基本方針の変更を行いました。あまり注目される銘柄ではないですが個人的には少し気になることもあります。今回はそんなセントラル硝子の株価と配当について、配当方針の確認に加えて業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

セントラル硝子の株価POINT
  • 株価指標に割安感があるが業績・配当予想は未定
  • 配当方針変更により安定配当に期待できる
  • 売上・利益の下落で抜本的構造改善を進めている
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セントラル硝子の事業内容と株価指標

はじめにセントラル硝子の事業内容と株価指標を確認していきます。

セントラル硝子(4044)とは

セントラル硝子株式会社(セントラルがらす、英: Central Glass Co., Ltd.)は、ガラス製品・化学品を製造する日本の企業。設立の経緯から証券区分は化学になっている。略称はCGC

セントラル硝子 – Wikipediaより抜粋

海外にも事業を展開し歴史のある会社です。事業内容を大きく分けると「ガラス」と「化成品」です。

参考:早分かりセントラル硝子|セントラル硝子

株価指標と配当利回り

2020年6月5日終値時点のセントラル硝子の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:2,056円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:—、PBR:0.52倍

PBRは割安水準ですがガラス製品・化成品というのを考えるとたまに見る水準です。2021年3月期の業績見通し・配当は未定です。

セントラル硝子の配当方針と配当推移

次にセントラル硝子の配当方針と配当推移を確認していきます。

配当方針について

株主への利益還元につきましては、中期計画(2018 ~ 2020年)では株主総還元性向30%以上を経営目標としておりますが、利益額の変動による影響を緩和し、より安定的な配当を実施すべく、従来の株主総還元性向に加えDOE(自己資本配当率)を指標として設定することといたしました。中期計画(2018 ~ 2020 年)の期間中においては、最終年度の経営目標でありますROE 6%をベースにDOEの目標を1.8%に設定し、株主総還元性向 30%以上の目標と併せて利益の還元に努めて参ります。なお、上記利益還元の目標指標は、中期計画策定毎にROEなどの指標設定と併せて見直すことといたします。

資本政策の基本的な方針及び配当予想の修正に関するお知らせより一部抜粋|セントラル硝子公式サイト

日本では配当性向を利益還元の目標値とする企業が多いです。

配当性向は年度の利益に左右されるので安定しにくいというデメリットがあります。自己資本を基準とした自己資本配当率を目標値とした場合は長期的に安定した配当を出すことができるため特に外国人投資家に好まれるともいわれています。

ニチレイなど自己資本配当率を配当の目安とする企業はいくつかあります。どちらが良い・悪いは人によって考え方が違うので一概には言えないです。

配当金の推移

下記はセントラル硝子の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

セントラル硝子の年間配当金推移

2015年3月期:45円
2016年3月期:50円
2017年3月期:55円
2018年3月期:50円
2019年3月期:75円
2020年3月期:75円
2021年3月期:未定

2019年3月期は配当方針の変更により期末配当を25円から50円に増額修正。2021年3月期の年間配当金は未定としています。2020年3月期の配当性向は47.3%、DOEは1.9%です。配当は未定としていますがDOEの目標を設定していることから大きく配当が増加・減少する可能性は低いです。(当然、方針変更などがあると大きく変動する可能性はあります)

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セントラル硝子の業績推移と株価チャート

次にセントラル硝子の業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高・経常利益の推移

下記はセントラル硝子の売上高と経常利益の推移です。

売上は減少し利益も厳しい推移です。2020年3月期の経常利益は当初118億円見込みでしたが85.6億円で着地しています。

株価チャートの推移

下記はセントラル硝子5年分の週足株価チャートです。

長期見ると株価はやや下落気味のレンジで推移しています。

ここ最近の株価は2019年10月31日に抜本的な事業構造改善を実施すると発表したことで収益改善期待から上昇しましたが、その後は大きく下落して推移。現在はやや上昇していますが勢いは弱いです。

セントラル硝子の決算内容と今後の株価について

最後にセントラル硝子の決算内容確認と今後について考えていきます。

決算内容について

2020年5月12日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は85.6億円と発表、2021年3月期の業績見通しは非開示、年間配当は未定としています。

個人的に気になっている動き

個人的に気になっている動きが旧村上ファンド系の南青山不動産(野村絢)が株式保有比率を高めていることです。2020年5月20日の受付報告書では保有比率が9.27%から10.28%に増加しており、ここ最近保有率が高くなっています。マクセルホールディングスや芝浦機械の件もある「もの言う株主」なので動向は気にしています。

今後について

ガラス事業は国内では成熟しておりこの先大きな成長見込みが薄いです。現在の利益のメインは化成品事業、中でも医療品関連製品です。大きく需要が増えるかどうかは見えにくい部分がありますが、いきなり無くなるというのも考えにくくこの利益を使い他の事業を成長させています。

現在の株価には割安感があり、構造改善できれば利益回復も見込めます。しかし、現時点ではどうなるのか見えにくい部分も大きいです。

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