ブラザー工業の株価分析!株価は長期でやや下落推移も上昇の兆し?【6448】

北米やヨーロッパでブランド力が強い電機メーカーのブラザー工業(6448)、複合機やプリンターを主な事業として展開し、安定配当方針としています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ブラザー工業の株価POINT
  • 株価指標はやや割安、配当利回りは高めの可能性あり
  • 利益は減益、株価チャートもやや下落して推移
  • 海外依存の売上が今後どうなるのか不透明感はある
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ブラザー工業の事業内容と株価指標

はじめにブラザー工業の事業内容と株価指標を確認していきます。

ブラザー工業(6448)とは

ブラザー工業株式会社(ブラザーこうぎょう、英: Brother Industries, Ltd.)は電機メーカー。主にプリンター(複合機)、ファクシミリ、ミシンなどを製造している。売上の90%近く(連結では75%)が日本国外であり、日本国内よりも北米やヨーロッパでブランド力が高い。特にSOHO向けの複合機、ファックスにおいては北米でトップシェアを占める。

ブラザー工業 – Wikipediaより抜粋

売上・利益の柱は複合機、プリンターなどのプリンティング&ソリューションズ事業(P&S事業)です。

参考:事業紹介|ブラザー

株価指標と配当利回り

2020年6月30日終値時点のブラザー工業の株価指標と配当利回りです。

株価:1,942円
予想年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:—、PBR:1.18倍

PBRはやや割安ですがものすごく割安という感じでもないです。2021年3月期の業績見通し、配当は未定としています。仮に年間配当60円とした場合の配当利回りは約3%です。

ブラザー工業の業績推移と株価チャート

次にブラザー工業の業績推移と株価チャートを確認していきます。

ブラザー工業の売上高と経常利益の推移

下記はブラザー工業の売上高と経常利益の推移グラフです。

利益は右肩上がりで推移していましたが、2020年3月期は減益となりました。しかし、想定よりは下落していないです。

株価チャートの推移

下記はブラザー工業5年分の週足株価チャートの推移です。

2016年8月から上昇していた株価ですが、2018年1月をピークに下落。現在もやや下落推移していると見ることが出来ます。下落メドは1,500円周辺、上昇メドは2,300円周辺なので現在の位置は微妙な場所です。

ブラザー工業の配当推移と決算内容

次にブラザー工業の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はブラザー工業の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

ブラザー工業の年間配当金推移

2015年3月期:30円
2016年3月期:36円
2017年3月期:42円
2018年3月期:54円
2019年3月期:60円
2020年3月期:60円
2021年3月期:未定

配当は増配推移しています。

配当方針として「連結配当性向35%を目標、著しい業績低迷時を除き、1株当たり年間60円を配当の下限水準」としています。2020年の配当性向は31.4%、やや業績が悪化していますが、著しい業績低迷とは言えないため、配当は年間60円以上となりそうです。

参考:配当金について|ブラザー

決算内容について

2020年5月11日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は670億円と発表、2021年3月期の業績見通しは非開示、年間配当は未定としています。

ブラザー工業の今後の株価について

最後にブラザー工業の今後について考えてみます。

今後について

主に中国や東南アジアなどで製造し北米やヨーロッパで販売を行っています。そのため、各国の景気状況や為替レート・米中貿易問題などさまざまなことが業績に影響を与えます。また、製造拠点での人件費や原材料価格などのコストが上昇する可能性もあります。

日本国内では他社メーカーの複合機やプリンターのシェアが大きいですが、北米・ヨーロッパでは大きなシェアを持っています。短期的な業績は厳しくなるのが想定されますが、M&Aを含めて将来への成長投資はしっかりと行っています。

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