ブラザー工業の株価分析!安定配当方針だが減配!株価も下落推移【6448】

北米やヨーロッパでブランド力が強い電機メーカーのブラザー工業(6448)、複合機やプリンターを主な事業として展開しています。果たして今後の株価と配当はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。

ブラザー工業の株価POINT
  • 株価指標はやや割安、配当利回りは平均水準
  • 利益は減益、株価チャートもやや下落して推移
  • 海外依存の売上が今後どうなるのか不透明感はある
スポンサーリンク

ブラザー工業の事業内容と株価指標

はじめにブラザー工業の事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:1,709円
予想年間配当:34円
年間配当利回り:1.99%
予想PER:17.8倍
PBR:1.03倍

2020年9月16日終値時点のデータ

指標はやや割安です。配当は減配予定で利回りが減少、平均的な水準です。

ブラザー工業(6448)とは

ブラザー工業株式会社(ブラザーこうぎょう、英: Brother Industries, Ltd.)は電機メーカー。主にプリンター(複合機)、ファクシミリ、ミシンなどを製造している。売上の90%近く(連結では75%)が日本国外であり、日本国内よりも北米やヨーロッパでブランド力が高い。特にSOHO向けの複合機、ファックスにおいては北米でトップシェアを占める。

ブラザー工業 – Wikipediaより抜粋

売上・利益の柱は複合機、プリンターなどのプリンティング&ソリューションズ事業(P&S事業)です。売上高の約60%を占めます。

参考:事業紹介|ブラザー

ブラザー工業の業績推移と株価チャート

次にブラザー工業の業績推移と株価チャートを確認していきます。

ブラザー工業の売上高と経常利益の推移

利益は右肩上がりで推移していましたが、2020年3月期は減益、2021年3月期も大きく減益見通しです。

株価チャートの推移

下記はブラザー工業5年分の週足株価チャートの推移です。

2016年8月から上昇していた株価ですが、2018年1月をピークに下落。現在もやや下落推移しています。下落メドは1,500円周辺、上昇メドは2,300円周辺と見ることが出来ます。

スポンサーリンク

ブラザー工業の配当推移と決算内容

次にブラザー工業の配当推移と決算内容を確認していきます。

配当金の推移

下記はブラザー工業の配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

ブラザー工業の年間配当金推移

2016年3月期:36円
2017年3月期:42円
2018年3月期:54円
2019年3月期:60円
2020年3月期:60円
2021年3月期:34円(予)

2021年3月期の配当は減配予定です。

配当方針として「連結配当性向35%を目標、著しい業績低迷時を除き、1株当たり年間60円を配当の下限水準」としています。2021年3月期は著しい業績低迷と判断し、減配当を決断しています。

参考:配当金について|ブラザー

決算内容について

2020年8月4日の決算にて2021年3月期1Q(4-6月)の連結経常利益は94.6億円と発表、あわせて通期の業績予想は連結経常利益が310億円見通し、年間配当は34円に減配予定としています。

ブラザー工業の今後の株価について

最後にブラザー工業の今後について考えてみます。

今後について

主に中国や東南アジアなどで製造し北米やヨーロッパで販売を行っています。そのため、各国の景気状況や為替レート・米中貿易問題などさまざまなことが業績に影響を与えます。また、製造拠点での人件費や原材料価格などのコストが上昇する可能性もあります。

日本国内では他社メーカーの複合機やプリンターのシェアが大きいですが、北米・ヨーロッパでは大きなシェアを持っています。短期的な業績は厳しくなるのが想定されますが、M&Aを含めて将来への成長投資はしっかりと行っています。

減配当判断は早めの処置とも取れますが、人により判断が分かれるポイントとも言えそうです。

タイトルとURLをコピーしました