ブルボンの株価が下落から抜けだせない。配当・株主優待はどうなる?【2208】

お菓子メーカー大手ブルボン(2208)が業績の悪化から株価の下落から抜け出すこと中々できない状態となっています。

はたして今後のブルボン(2208)の株価・配当・株主優待はどうなるのか、株価指標・業績推移・株価チャートから見通しを考えてみました。

ブルボンの株価POINT
  • 株価下落により割安になっているが、配当・優待の利回りは微妙
  • 減配・優待改悪の可能性は現時点では低そう
  • 株価は下落から抜け出せず、業績の見通しも厳しい
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株価指標と事業内容について

はじめにブルボンの株価指標と事業内容をみていきます。

株価指標について

現在の株価:1,721円

予定年間配当:23円

年間配当利回り:約1.3%

PER:18倍、PBR:0.9倍

株価が下落したことで割安水準となっています。お菓子銘柄は割高なものが多いので特にPBRは割安に感じます。

※株価は2019年11月15日終値

ブルボン(2208)について

ブルボンはお菓子メーカー大手でビスケットを中心として、豆菓子、キャンデー、デザート、米菓、スナック、チョコレートなどを展開しています。東証二部に上場しています。

2016年に株式分割・立会外分売を行った時には東証一部に昇格するかもと考えていましたが、その後は特に大きな動きはありません。規模や条件を考えると東証一部に昇格することもできそうですが、あえて二部なのかもしれません。

業績推移と株価チャート

続いてブルボンの業績推移と株価チャートをみていきます。

売上高と経常利益の推移

利益の伸び悩みが気になるポイントです。2020年3月期の経常利益ですが46億円の見込みでしたが下方修正を行い34億円の予定と減益の見通しで厳しい状況です。

ブルボンの株価チャート

下落トレンドから現在はもみ合っている状態です。ここで反発するか、さらに下落するかというラインでまだ方向感は出ていません。

株価には割安感が出ており、下落が止まっているように見えますが、業績下方修正を行ったことで上昇する力を失い、この先も中々厳しそうです。

配当推移と株主優待について

次にブルボンの配当推移・株主優待について見ていきます。

配当推移について

下記はブルボンの配当推移です。

2015年3月期2016年3月期2017年3月期2018年3月期2019年3月期2020年3月期(予)
16円17円19円21円22円23円

配当は増配傾向です。2020年3月期ですが、22円を普通配当、1円を創業95周年の記念配当としています。

ブルボンの配当基本方針は「永続的に安定した経営基盤の確保に努め、安定配当を継続することとし、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うこと」としています。

2019年3月期は減益でしたが増配を行い、2020年3月期も業績見通しが厳しい中、増配を予定しています。

配当性向は以前より低く、増配してもまだ若干の余裕があるため、急に大きく減配する可能性は低いと考えられます。

株主優待制度について

ブルボンは株主優待を実施しています。毎年9月末が対象ですが、半年以上継続保有していることが条件です。

所有株式数優待内容
100株以上1,000円相当の自社商品詰め合わせ
1,000株以上2,500円相当の自社商品詰め合わせ
5,000株以上自社商品詰め合わせ+新潟県産コシヒカリ(計5,000円相当)

優待利回りですが、100株保有(172,100円)で1,000円相当なので約0.6%です。配当と合わせても利回りは約2%なので、お得という感じではないですね。

2016年に優待改変したことや既に継続保有の条件があることから、改悪する可能性は低そうです(コシヒカリは変わる、無くなる可能性がありそうですが・・・)

参考:株主優待について|ブルボン公式サイト

最近の業績と今後の見通しを確認

最後に最近の業績と今後について見ていきます。

最近の業績を確認

2019年10月25日の決算にて2020年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は1.1億円の赤字と発表、あわせて通期の同利益を従来予想の46億円から34億円に下方修正しました。

1Qに続き、2Qも前年同期比でマイナスとかなり厳しいです。上期が大きく減少して推移していることを考えると、下期も同じようにマイナス推移するとさらに下方修正する可能性もあります。

今後の見通しについて

現時点での業績の期待値は低く更なる下方修正も考えられます。しかし、すでにそれはある程度は株価に織り込まれているため、現在の株価が安くなっていると考えられます。現に2Qの決算にて下方修正を発表しましたが、株価への影響は限定的でした。

また、利益が伸び悩んでいるとはいえ、赤字ではなく無理な配当も出していません。今後、予測通りの利益を確保できそうだと株価が上昇する可能性は高いです。

ブルボンは低価格でも格調が高いというブランドイメージで差別化をしています。そのため、ここ最近では各メーカーが値上げをする中、値上げではなく内容量を減らし利益確保を狙っています。

この効果が出るのはまだ先になると考えられますが、買い控えや他の商品に流れることなく売り上げが変わらなければ利益改善が見込めます。

株価は下値でもみ合っているため、動きにくい場所であるのに加え、業績に関しても見えにくい部分もあります。今すぐ急いで買うものではないですが、どこかでチャンスとなる可能性はあると考えています。

参考:商品の内容量変更のお知らせ|ブルボン公式サイト

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