AOKIホールディングスの株価分析!業績悪化で株価が大きく下落・配当も減配して厳しい【8214】

紳士服専門大手でネットカフェ・カラオケ・結婚式場など多角経営を行うAOKIホールディングス(8214)。利益減少の影響で株価が下落しています。果たして今後の株価・配当金はどうなるのか、業績推移・株価チャート・配当推移を分析してみました。AOKIは株主優待を実施しているので優待内容と利回りも確認していきます。

AOKIの株価POINT
  • PBRはかなり割安、株価は下落推移
  • 赤字見通しで大きく減配予定
  • 主力のファッション(スーツ)事業はこの先も厳しいか
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AOKIの事業内容と株価指標

はじめにAOKIホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

株価指標と配当利回り

株価:512円
予定年間配当:23円
年間配当利回り:4.49%
予想PER:—
PBR:0.34倍

2020年12月21日終値時点のデータ

PBRはかなり割安です。2021年3月期は赤字見通しです。配当は減配予定ですが高い利回りです。

AOKIホールディングス(8214)とは

株式会社AOKIホールディングス(アオキホールディングス、英:AOKI Holdings Inc.)は、メンズ・レディスの衣料品及び服飾品の企画販売を主軸事業とする持株会社である。

主力は紳士服業界第2位の紳士服量販店「AOKI」。

完全子会社には株式会社「AOKI」のほか、カラオケルーム「コート・ダジュール」、複合カフェ「快活CLUB」などの運営をする「株式会社快活フロンティア」、結婚式場ならびに「アニヴェルセル表参道」の運営をする「アニヴェルセル株式会社」があります。

AOKIホールディングス – Wikipediaより抜粋

主力は紳士服「AOKI」のファッション事業ですが、売上・利益がのびているのは複合カフェのエンターテイメント事業です。

参考:セグメント情報|株式会社AOKIホールディングス

AOKIの業績推移と株価チャート

次にAOKIホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

AOKIの売上高と経常利益について

年々、利益が減少し厳しい推移です。

中でも主力商品のスーツは売上・利益ともに大きく減少しています。2021年3月期は経常損益が30億円の赤字見通しとかなり厳しいです。

株価チャートの推移

下記はAOKI5年分週足株価チャートの推移です。

業績が不安定なこともあり株価は下落推移しています。

現在の株価は過去と比較するとかなり安いです。しかし、赤字見通しのため短期的には更に下落する可能性もあります。もちろん、株価は業績だけで決まりません。上昇した場合の第1メドは750円、下落した場合の第1メドは450円あたりと見ることが出来ます。

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AOKIの配当金推移と株主優待制度

次にAOKIホールディングスの配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はAOKIホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

AOKIの年間配当金推移

2016年3月期:40円
2017年3月期:43円
2018年3月期:44円
2019年3月期:60円
2020年3月期:46円
2021年3月期:23円(予)

2019年3月期の配当は普通配当が45円、創業60周年記念の配当が15円です。

配当方針として「前年実績以上を維持しつつ配当性向30%以上を基本」としています。配当性向は年々上昇し2019年3月期は約113%、2020年3月期は約884%。2021年3月期は赤字見通しで大きく減配予定です。

参考:株主還元・配当|株式会社AOKIホールディングス

株主優待制度

AOKIの株主優待は「株主優待券(割引券)」です。年2回、3月末と9月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上
1,000株未満
買物20%割引券 5枚
施設20%割引券 10枚
婚礼10万円割引券 1枚
1,000株以上買物20%割引券 10枚
施設20%割引券 30枚
婚礼10万円割引券 1枚

インターネットカフェ(漫画喫茶)の「快活CLUB」で使える施設割引券は使いやすい優待です。とはいえ、優待狙いで保有する人がいるかと言われると微妙です。

参考:株主優待|株式会社AOKIホールディングス

AOKIの決算内容と今後について

最後にAOKIホールディングスの決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容の確認

2020年11月6日の決算にて2021年3月期2Q累計(4-9月)の連結営業損益は118億円の赤字と発表、厳しい決算です。

今後について

紳士服は需要が減少、低価格競合の出現により今後も苦戦が強いられます。そんな中、AOKIホールディングスは多角展開しており、中でも「複合カフェ」、「24時間フィットネスジム」は今後の需要が見込めるので大量出店をしています。

しかし、どちらも短期的には厳しいのが想定されます。

株価には割安感が強く、過去と比較しかなり安いですが、短期的には避けられない業績悪化、長期的には現在の柱の事業である紳士服事業を今後どうするのかなど不透明感はあります。

参考:AOKIグループレポート|2020年3月期 株主通信(中間)

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