AOKIホールディングスの株価が下落。今後の株価・配当金はどうなるか分析【8214】

紳士服専門大手でネットカフェ・カラオケ・結婚式場など多角経営を行うAOKIホールディングス(8214)が利益減少の影響で株価が下落しています。果たして今後の株価・配当金はどうなるのか分析してみました。AOKIは株主優待を実施しているので優待内容と利回りも確認していきます。

AOKIの株価POINT
  • 株価指標は割安、株価はかなり下落している
  • 配当性向はかなり高く警戒水準
  • 主力のファッション(スーツ)事業はこの先も厳しいか
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AOKIの事業内容と株価指標

はじめにAOKIホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

AOKIホールディングス(8214)とは

株式会社AOKIホールディングス(アオキホールディングス、英:AOKI Holdings Inc.)は、メンズ・レディスの衣料品及び服飾品の企画販売を主軸事業とする持株会社である。

主力は紳士服業界第2位の紳士服量販店「AOKI」。

完全子会社には株式会社「AOKI」のほか、カラオケルーム「コート・ダジュール」、複合カフェ「快活CLUB」などの運営をする「株式会社快活フロンティア」、結婚式場ならびに「アニヴェルセル表参道」の運営をする「アニヴェルセル株式会社」があります。

AOKIホールディングス – Wikipediaより抜粋

主力は紳士服の「AOKI」ですが、売上・利益がのびているのは複合カフェ部門です。(インターネット・漫画喫茶)

参考:セグメント情報|株式会社AOKIホールディングス

株価指標と配当利回り

下記はAOKIホールディングスの2020年5月26日終値時点の株価指標と配当利回りです。

現在の株価:678円
予定年間配当:未定
年間配当利回り:—
予想PER:—、PBR:0.41倍

PBRはかなり割安です。配当金は未定としています。

AOKIの業績推移と株価チャート

次にAOKIホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益について

下記はAOKIホールディングスの売上高と経常利益の推移です。

年々、利益が減少し厳しい業績です。中でも主力のスーツは売上・利益が大きく減少しています。2021年3月期の業績見通しは非開示ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で複合カフェ部門の業績悪化は避けられません。

株価チャートの推移

下記はAOKIの5年分週足株価チャートです。

業績が不安定なこともあり株価は下落推移しています。新型コロナウイルス感染症の影響でも下落し、現在の株価はかなり安いです。しかし、業績だけで考えると短期的には更に下落してもおかしくないです。もちろん、株価は今の業績だけで決まりません。

AOKIの配当金推移と株主優待制度

次にAOKIホールディングスの配当推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

下記はAOKIホールディングスの配当金の推移です。年2回、中間配当(9月)と期末配当(3月)を実施しています。

AOKIの年間配当金推移

2015年3月期:36円
2016年3月期:40円
2017年3月期:43円
2018年3月期:44円
2019年3月期:60円
2020年3月期:46円
2021年3月期:未定

2019年3月期の配当は普通配当が45円、創業60周年記念の配当が15円です。

配当方針として「前年実績以上を維持しつつ配当性向30%以上を基本」としています。配当性向は年々上昇し2019年3月期は約113%、2020年3月期は約884%です。2021年3月期は配当を未定としていることから減配する可能性が高いです。

参考:株主還元・配当|株式会社AOKIホールディングス

株主優待制度

AOKIの株主優待は「株主優待券(割引券)」です。年2回、3月末と9月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上
1,000株未満
買物20%割引券 5枚
施設20%割引券 10枚
婚礼10万円割引券 1枚
1,000株以上買物20%割引券 10枚
施設20%割引券 30枚
婚礼10万円割引券 1枚

20%割引は結構大きいですね。特に、インターネットカフェ(漫画喫茶)の「快活CLUB」で使える施設割引券は使いやすい優待です。とはいえ、優待狙いで保有する人がいるかと言われると微妙なところです。

参考:株主優待|株式会社AOKIホールディングス

AOKIの決算内容と今後について

最後にAOKIホールディングスの決算内容確認と今後について考えてみます。

決算内容の確認

2020年5月20日の決算にて2020年3月期の連結経常利益は55億円と発表、2021年3月期の業績見通しは非開示、年間配当は未定としています。

今後について

紳士服は需要が減少、低価格競合の出現から今後も苦戦が強いられます。そんな中、AOKIホールディングスは多角展開しており、中でも「複合カフェ」、「24時間フィットネスジム」は今後の需要が見込めるので大量出店をしています。

しかし、新型コロナウイルス感染症の影響でどちらも短期的にはかなり厳しい状況です。

株価には割安感があり、過去と比較しかなり安いですが、短期的には新型コロナウイルス感染症の影響による客数減。長期的には柱の事業である紳士服事業を今後どうするのか、など不透明感は強いです。

参考:AOKIグループレポート|2020年3月期 株主通信(中間)

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