AOKIホールディングスの株価が下落。今後の株価・配当金はどうなるか業績推移・株価チャートを分析【8214】

紳士服専門大手でネットカフェ・カラオケ・結婚式場など多角経営を行うAOKIホールディングス(8214)の株価が利益減少の影響で下落しています。株価が下落したことで、割安で比較的高い配当利回りとなっていますが、今後の株価・配当金はどうなるのか分析してみました。AOKIは株主優待を実施しているので、そちらも確認していきます。

AOKIの株価POINT
  • 株価は比較的割安、配当金の利回りも高め
  • 配当性向は想定より高く警戒水準
  • 主力のファッション(スーツ)事業はこの先も厳しいか
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AOKIの事業内容と株価指標

はじめにAOKIホールディングスの事業内容と株価指標を確認していきます。

AOKIホールディングス(8214)とは

株式会社AOKIホールディングス(アオキホールディングス、英:AOKI Holdings Inc.)は、メンズ・レディスの衣料品及び服飾品の企画販売を主軸事業とする持株会社である。

主力は紳士服業界第2位の紳士服量販店「AOKI」。

完全子会社には株式会社「AOKI」のほか、カラオケルーム「コート・ダジュール」、複合カフェ「快活CLUB」などの運営をする「株式会社快活フロンティア」、結婚式場ならびに「アニヴェルセル表参道」の運営をする「アニヴェルセル株式会社」があります。

wikipediaより抜粋

主力は紳士服の「AOKI」ですが、売上・利益がのびているのは複合カフェ部門です。(インターネット・漫画喫茶)

参考:セグメント情報|株式会社AOKIホールディングス

株価指標と配当利回り

現在の株価:1,017円

予定年間配当:46円

年間配当利回り:約4.5%

予想PER:16倍、PBR:0.62倍

※株価は2020年2月21日終値

PBRはかなり割安です。配当金は中間配当(9月末)に23円、期末配当(3月末)に23円の年間46円の予定です。株価が下落しているため、年間の配当利回りが高くなっています

AOKIの業績推移と株価チャート

次にAOKIホールディングスの業績推移と株価チャートを確認していきます。

売上高と経常利益について

年々、利益が減少しており厳しい業績となっています。中でも主力のスーツは売上・利益が大きく減少しています。

株価チャートの動き

下記はAOKIの5年分の週足株価チャートです。

業績が不安定なこともあり株価は下落しています。現在の株価は最安値圏付近です。

AOKIの配当金推移と株主優待制度

続いてAOKIホールディングスの配当金の推移と株主優待制度を確認していきます。

配当金の推移

AOKI配当金の推移

2015年3月期:36円
2016年3月期:40円
2017年3月期:43円
2018年3月期:44円
2019年3月期:60円
2020年3月期:46円(予)

2019年3月期の配当は普通配当が45円、創業60周年記念の配当が15円です。

配当方針として「前年実績以上を維持しつつ配当性向30%以上を基本」としています。利益が減少している中で前年以上の配当を実施しているため、配当性向は年々上昇し2020年3月期の予想配当性向は約72%とかなり厳しいです。

参考:株主還元・配当|株式会社AOKIホールディングス

株主優待制度

AOKIの株主優待は「株主優待券(割引券)」です。年2回、3月末と9月末が権利日です。

保有株式数優待内容
100株以上
1,000株未満
買物20%割引券 5枚
施設20%割引券 10枚
婚礼10万円割引券 1枚
1,000株以上買物20%割引券 10枚
施設20%割引券 30枚
婚礼10万円割引券 1枚

20%割引は結構大きいですね。特に、インターネットカフェ(漫画喫茶)の「快活CLUB」で使える施設割引券は使いやすい優待です。とはいえ、優待狙いで保有する人がいるかと言われると微妙なところです。

参考:株主優待|株式会社AOKIホールディングス

AOKIの直近決算と今後

最後にAOKIホールディングスの最近の決算内容の確認と今後について考えてみます。

直近の決算内容

2020年2月6日の決算にて2020年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は0.9億円の赤字と発表、 3Qも厳しい状況が続いています。

今後について

紳士服は需要が減少、低価格競合の出現から今後も苦戦が強いられます。しかし、AOKIホールディングスは多角展開しており、中でも「複合カフェ」、「24時間フィットネスジム」は今後の需要が見込めるので大量出店をしています。

しばらくは出店費用がかさむため、利益面では厳しく推移する可能性がありますが、ある程度展開できると会員メリットなどから将来伸びる可能性はあります。

株価には割高感はなく、比較的買いやすい(10万円前後)というのもメリットです。しかし、まだしばらくは柱の事業である紳士服事業を今後どうするのか、どうなるのか見えにくい部分はあります。

参考:AOKIグループレポート|2020年3月期 株主通信(中間)

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